ピルのデメリット
低用量ピルとモーニングアフタープルそれぞれの効果がどのようなものか分かりましたでしょうか??
どちらのピルも避妊効果は絶大ということが分かりましたね。
しかし、ピルは服用することで、デメリットもあります。
今回は、ピルのデメリットについてご説明します。
ピル服用によるデメリット
ピルによるデメリットは、前回もお伝えしましたが、副作用です。
従来から販売されている経口避妊薬は、副作用で体重増加や浮腫みが酷いといわれてきました。
女性が一番気にしてしまうことは、体重増加ですよね。
ピルを服用すると太ってしまうとなれば、誰もが服用したくないと思います。
しかし、低用量ピル商品類の中には、体重増加の抑制を第一に考えたお薬も販売されておりますので、体重増加については、改善されたといっても良いでしょう。
それからピル服用によるデメリットはもうひとつあります。
それは、血栓症を患うリスクが高くなることです。
血栓症とは、血管内に血栓(血のかたまり)が血管に突然つまる病気です。
血栓が脳の動脈につまると、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。
血栓症は、血管の内側にできた血栓が大きくなって血管を塞いだり、血管から剥がれ落ちて細い血管に移動して血管がつまることで起きます。
血栓症を発症する一番の原因は、タバコだといいますが、ピルによる血栓症の報告もあげられているとのことですので、ピルを服用される方は、低用量ピルに分類されているピルを服用されることをオススメします。
低用量ピルは、ホルモンの配合量が少なめなので、血栓症のリスクも少ないとされている、ピルの中で一番安全なお薬です。
喫煙者の方で、ピルを服用しようと考えている方は、ピル服用中はタバコを控えるようにしましょうね。
この他にもピルによるデメリットは、複数ありますが、もっとも気をつけなければならないデメリットを今回はご説明させていただきました。