低用量ピルについて
前回の記事では、経口避妊薬全般の効果をご説明しましたが
今回は、ピルの中で一番服用されている確立が高い
低用量ピルについてご説明したいと思います!!
低用量ピルについて
低用量ピルとは、従来のピル(高、中用量ピル)に比べて副作用が少なく、安全に服用することができる経口避妊薬です。
低用量ピルの卵胞ホルモン配合量と黄体ホルモンの配合量は0.05mgですが、正しく服用することで99%以上の避妊効果が期待できるお薬です。
低用量ピルは、21日間服用するタイプと28日間服用するタイプの2種類のパターンがあります。
21日間服用する低用量ピルは、生理開始1日目から服用し、21日間連日服用します。
服用が終了したら、その後7日間は休薬します。
この7日間に次の生理が来ると考えてください。
28日間服用する低用量ピルは、21日タイプと服用方法は一緒なのですが、休薬期間がなく、7日間は飲み忘れ防止のために偽薬を服用します。
つまり、低用量ピルは連日服用しないといけないお薬なので、飲み忘れを防止するために28日間タイプが販売されているというわけです。
21日タイプも28日タイプも配合されているホルモン量は全く一緒ですので、初めて低用量ピルを服用される方や飲み忘れが心配な方は28日タイプの服用をオススメします。
低用量ピルは、副作用が少ないお薬として有名ですが、人によっては副作用が重く感じる可能性があります。
そんな低用量ピルであげられている副作用は以下の通りです。
低用量ピルの主な副作用
頭痛、めまい、浮腫み、腹痛、吐き気
もし、これらの副作用が強く感じた際は、服用を中止し、専門の医師に相談するようにしましょう。